
仮想通貨取引所の安全性での選び方
仮想通貨の取引所を選ぶときには、安全性を確認することも大事になります。
今回は、取引所で安全性を比較していきたいと思います。
- セキュリティー
- 仮想通貨取引所の比較
- 取引高
- Q&A
セキュリティー
取引所の安全性は、分別管理や保管先でのコールドウォレット運用、取引所への不正ログイン、取引所へのセキュリティや送金時の対応があります。
個人でできるセキュリティー対策
- セキュリティーの高い取引所を選んで取引する
- 二要素・二段階認証を必ず行う
- パスワードや暗証番号を複雑にする
- 公共のWifiは使用せずに、安全性の高いVPNを行う
- セキュリティソフトを導入する
二要素認証と二段階認証

二要素認証とは、2つの「要素」を組み合わせてログインをする仕組み
- 知識要素
- ユーザーの知識の情報(パスワード、画像の文字入力など)
- 所有要素
- ユーザーの所有物(ICカード、トークンなど)
- 生体要素
- ユーザーの身体的特徴(指紋、静脈など)
この内2つを組み合わせて行います。
2段階認証を設定することで高い認証が可能で、IDやパスワードが盗まれても不正ログインを防ぐことが可能です。
パスワードや暗証番号を複雑にする
- 最低で8文字以上
- パスワードの中に特殊絵文字をいれる
- アルファベットの大文字と小文字をいれる
- サービスごとに違うパスワードを設定する
公共のWifiは使用せずに、安全性の高いVPNを行う

公共のカフェや駅のWifiを利用して取引をするとアカウント情報を盗まれるリスクがあります。
そのため対策として、以下の3つがあります。
- 暗号化されていない正体不明のアクセスポイントには接続しない
- Wifiの自動接続をオフにし、接続先を確認する
- VPNを利用する
VPNとは、自分のスマートフォンから発信するデータを暗号化してくれる技術で、暗号化されていない公衆無線LANを使用しても盗聴から守れます。
セキュリティソフトを導入する
ウイルス対策のソフトウェアを利用して、ウイルス感染を防止できます。
導入をするメリットとしては、以下があります。
- スパムメールを自動的に仕分けてくれる
- 特定のソフトウェアや機能の使用を制限できる
- 外部メディアのウイルス感染も確認できる
- マルウェアの種類を特定できる
- 被害の範囲を特定できる
仮想通貨取引所の比較
取引所では、セキュリティ対策として以下が挙げられます。
- マルチシグネチャ
- 仮想通貨のデータ送信時に複雑の秘密鍵を必要にする技術
- コールドウォレット
- 仮想通貨の保管をオフラインで行い、不正アクセスを防止する
- SSL通信
- インターネット上の通信を暗号化し、第3者のなりすましや改竄を防ぐ
- ファイアーウォール
- 外部のネットワークの攻撃からコンピューターを守る
- 2人体制による資金稼働
- ウォレット間の移動の際、人的ミスや不正を防ぐ
マルチシグネチャとは、コイン送付を行う際の公開鍵方式の仕組みで公開鍵を1〜3ありそれに対して、秘密鍵が存在するため、1つがバレても残りの2つが拒否することでハッキングを防ぐ事ができます。
コールドウォレットとは、今回、比較する取引所は以下を比較します。
- coincheck:https://coincheck.com/
- Bitflyer:https://bitflyer.com/ja-jp/
- DMM Bitcoin:https://bitcoin.dmm.com/
- GMOコイン:https://coin.z.com/jp/
Coincheck

セキュリティー詳細
- 2段階認証
- コールドウォレット
- マルチシグネチャ
- 預かり金の分別管理
Coincheckは、金融庁登録済みの暗号資産交換業者であるコインチェック株式会社が運営している暗号資産取引所
投資家から預かった資金は、経営資金とは分離した状態で管理されているため、不正使用や経営破綻が起きた場合でも投資家の資金は守られます。
また、ログインに際して2段階認証をしていないとログインできません。
暗号化通信で第三者でデータを盗み見ることも不可能です。本人確認書類と自身の顔も同時にセルフィーも導入しているため安心して登録できます。
手続きを完了するには、公開鍵(誰でも入手できる)と秘密鍵(受信者にしかわからない)が必要で、 社外の取締役を中心に、第三者の目で執行部の監督ができる体制を整えています。
Coincheck公式Bitflyer

- マルチシグネチャ
- 本人確認の徹底
- 80%をコールドウォレットで保管している
- 預大手金融機関よりも今日どの高いSSLを採用
- 2段階認証の徹底
投資家からの資金をコールドウォレットに80%以上の保管をしています。
コールドウォレットでの保管をしており、オフライン下のため資産流出の心配は低いです。
ビットフライヤーのSSL化とパスワードも単純な文字列を禁止するなどの対策が講じられており、2段階認証も可能になっています。
Bitflyer公式DMM.BITCOIN

- コールドウォレット
- 不正ログイン防止
- 信託保全
- ファイアウォールによるログイン情報の監視
DMM.comが展開する株式やFXの金融事業で培われてきた技術力がDMMビットコインでは活用されおり、投資家は安心して暗号資産の取引が可能です。
DMM.Bitcoinは、コールドウォレットで95%以上で運用になります。
不正ログインに対して2段階認証が採用されており、複雑なパスワード入力だけでなく、他デバイスから認証しなければ、ログインできません。
他にもDMM.Bitcoinが破綻した時は、資金の保全される信託保全も採用されているため安心して取引ができるでしょう。また、社内のセキュリティに関しても厳格な対策が取られています。
24時間監視はもちろん、暗号資産の出庫時には2人体制で作業がされており、万一、不正な出庫依頼があった場合は、投資家に連絡をする体制が整っています。
DMM.Bitcoin公式GMOコイン

- 2段階認証
- ログイン通知
- 24時間監視
- 定期的な脆弱性診断
- 脆弱性情報収集
GMOコインでは、出金や暗号資産送金の場合は2段階認証が義務付けられており、ログイン実績がない環境からのログインの場合にも2段階認証が必須です。
保管は、コールドウォレットで管理しており、取引などは24時間監視体制を整えています。
GMOコインのシステムへの不正侵入対策として、セキュリティ専門家による定期的なシステム脆弱性診断や、グループ会社と連携した情報収集を導入しています。
取引高
仮想通貨の取引量とは、一定期間内において成立した取引金額の合計。
- 取引高が高い取引所を使うメリット
- スプレッドが比較的安定している
- 希望価格の注文が入りやすい
取引量が多いということは「流動性の高い」という事になるので、注文が約定しやすく大口取引も行いやすいと言えます。
Q&A
①セキュリティ強化ができるソフトはありますか?
→「ウイルスバスタークラウド」
多層防御でウイルス購入やハッキングを防ぎます。365日サポートや技術的トラブルに対する迅速な対応に定評があります。
②ハッキングされないためには、何をしたらいいですか??
パスワードの定期的な変更やシステムの定期的なバージョンアップが挙げられます。
まとめ
今回は、仮想通貨の取引所の安全性についてを比較してまとめています。
仮想通貨の取引を行うときに安全性は不可欠なものになるので、安全性の高い取引所を選びましょう。また、取引所開設後はセキュリティーの対策を行うことで安心して取引を行うことが可能になります。