
Pancake Swap概要│特徴と実装機能について解説
Pancake Swapとは

Pancake Swapとは、分散型取引所のひとつです。
DEXを通して、スワップ(交換)や預け入れをして流動性の提供などができます。
特徴としては以下の3つがあります。
- 取引手数料が安い
- 運用利回りが高い
- 本人認証が不要
それぞれ詳細についてまとめているので見ていきましょう。
取引手数料が安い

Pancake Swapは取引手数料が安いのが特徴です。
他のDEXと比較して、手数料が安く設定されています。
DEX | Pancake Swap | Uniswap |
取引手数料 | 0.2% | 0.3% |
長期的に取引を行うときには手数料を抑えることはかかせません。
また、BSCを使用しているためガス代もEthereumチェーンと比較すると安く抑えることができます。
運用利回りが高い

他のDEXと比較して、運用することでの利回りが高いです。
運用方法としては、以下の2つで可能です。
- ファーミング
- ペア通貨を1:1の比率で預け入れ報酬を獲得
- ステーキング
- 仮想通貨を預け入れることで報酬を獲得
それぞれの詳細は、後述しています。
本人認証が不要

本人認証なしで取引を行うことができます。
CEXでは、運営会社があるため口座開設時に本人認証(KYC)が必要です。
しかし、DEXでは、運営会社を必要としないためユーザー同士のウォレットで取引をすることができます。
そのため、ウォレットの接続のみでOKです。
機能

Pancake Swap内で使用できる機能は以下があります。
- スワップ(交換)
- 流動性ファーミング
- ステーキング
- 宝くじ
- NFTマーケットプレイス
それぞれについて、まとめているので見ていきましょう。
スワップ

スワップとはすでに保有している仮想通貨を他の仮想通貨に交換します。
即時交換することができるので便利です。
流動性ファーミング

ペア通貨を1:1の比率で預けることで、報酬を得ることができます。
ファーミングでの運用の利回は高く報酬としては以下の2つを獲得可能です。
- 手数料の一部
- LPトークン
LPトークンは預け入れた証明トークンです。
利回りは、マイナーな仮想通貨とペアを組むことで年利100%前後でメジャーな仮想通貨とペアは、年利10%前後を狙うことができます。

ファーミング時には、インパーマネントロスに注意が必要です。
インパーマネントロスとは、預けた片方の仮想通貨の価値が下がった時に、1:1のバランスが崩れるため枚数の調整がされ、損失を伴います。
そのため、ペアを組むときは以下の2つを意識しましょう。
- 価格が安定しているもの
- 将来性のある仮想通貨
価値が下がりにくいものを選ぶことで確実に利益を狙うことができます。
ステーキング

仮想通貨を預け入れることで報酬を得ることができます。
PancakeSwap内では、ステーキングする方法として以下の2つがあります。
- Flexible
- 自由に引き出しは可能だが、年率が低い
- Locked
- 自由に引き出せないが、年率は高い
CAKEトークンをロックしてステーキングすることで、最大58%の年利を狙えます。
また、ステーキングで獲得したCAKEをさらにステーキングすることで複利で利益を狙うことができるでしょう。
ここで注意は、マイナーな仮想通貨は価格の変動が激しいので年利が高くても価値が利益以上に低下していた場合は損失を被る可能性があります。
宝くじ

CAKEトークンでチケットを購入し、番号が一致していると報酬が得られます。
宝くじは1枚$5程度で、集まった資金の80%は報酬として支払われ、残りの20%はバーンされ利用できなくします。
開催頻度としては、12時間毎に1回となり、1日2回行われています。

6桁の数字のマッチ数でもらえるCAKE報酬の量が異なります。
マッチ数と報酬の割り当ては以下でまとめています。
等級 | 賞金プールの割り当て |
March First1 | 2%($5) |
March First2 | 3%($70) |
March First3 | 5%($1300) |
March First4 | 10%($16,000) |
March First5 | 20%($34,000) |
March First6 | 40%($36,000~) |
今回は、賞金累計が$170,000の場合を例にして配当の割り当て額を算出しています。
報酬の割り当ての額は1例であり、状況によって報酬の変動はあります。
NFTマーケットプレイス

「PancakeSquad Collection」は、NFTマーケットプレイスです。
PancakeのキャラクターのNFTのアセットが可愛く人気で多くの取引がされています。
- NFTの購入/販売
- トレード通貨はBNB
- バーンシステム
PancakeSquad Collectionでは、NFTをBNBコインを使用すことで購入/販売することが可能です。
また、特徴として取引手数料で入った仮想通貨でCAKEを買戻しを行い、それをバーンすることで使えなくしています。
トークン

PancakeSwapは独自トークンとしてCAKEがあります。
CAKEは他の仮想通貨をファーミングやステーキングでまとめて預け入れることで獲得が可能です。
- トークンのユーティリティ
- 売却
- ステーキング
- イールドファーミング
- 宝くじに使う
CAKEは上場しており、すでに売却することができます。
また、ステーキングやファーミングで、獲得したCAKEでさらに複利で運用することができることも最大の特徴です。
それ以外にも、宝くじを買うことができ、トークンを使用してさらにCAKEを獲得するチャンスがあります。
まとめ

今回は、PancakeSwapの概要について説明しました。
本人認証が不要で、取引手数料が安いので長期的に使う場合でも非常に有意義に使うことができます。
また、ファーミングやステーキングでの利回りで利益を大きく狙うこともできるでしょう。
ここまで読んだ方は次にPancake Swapの始め方を別記事でまとめています。
それでは、取引を実際に始めていきましょう。
今回のPancakeSwapで必要なBNBはBinanceで購入可能なため下記に購入方法をまとめているので参考にしてください。
Category – GyousyameiBinance開設方法